ダンダリアンの書架4/三雲岳斗
- 作者: 三雲岳斗,Gユウスケ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/01/01
- メディア: 文庫
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表紙が巻を増すごとに可愛らしくなってるきがする。
5つの短編と断章2つの構成。第一話、間隙の書。珍しく悪役対ヒューイ達という図式で後味よいお話でした。新しくジェシカという普通のキャラが現れてこの先どう動いてくれるか楽しみ。第三話、連理の書。ヒューイの後輩アルマン再登場。またもや女がらみの事件を持ち込んで相変わらずのへたり振り。また出てくるんだろうなぁ。
第四話、調香師。フィオナとダリアンがじゃれてる姿がかわいかった。しかし、幻書を使いこなせる人っての大抵悲劇しか待っていない。こうしてみると過ぎた力である幻書を燃やそうとする焚書官っていうのが現れるのも無理もないっておもえた。
第五話、幻書泥棒。焚書官ハルのお話。相変わらずこの二人の関係は謎。早く過去のお話が見たい。幻書泥棒なる新キャラも登場して、ヒューイ達とどう絡むのか楽しみです。
短編形式は読みやすくて、いろんなお話がよめていいんだけど、そろそろマンネリなきもしてきた。
今回も伏線がちらほらと出てきて、そろそろ何かお話に動きがあったらうれしい気がします。