ブラック・ラグーン2/広江礼威
- 作者: 虚淵玄,広江礼威
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/01/18
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 217回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
今日もロアナプラで陰謀が渦まく。CIAの秘密計画、それをかぎつけたラグーン商会。そしてその中心にはロットン・ウィザードの姿が・・・。
時系列的には漫画のロベルタが再びロアナプラへやってきた話の後にあたるお話。ロベルタ編でからんできたCIAやNSAが絡んできてスケールの大きい話にわくわくさせられました。こんだけでかいはなしに自分から首をつっこむロック。そしてバラライカさんに真正面から挑むという無謀さ。いい加減に懲りろよ。終わりはある意味予想どおりというか完全にロットンと忍者が持っていってくれました。
ロックを除く各キャラクターの視点から物語が進んでいき、漫画とはまた違った感じで文章として各キャラの心情がみれて面白かった。あまり漫画で出番のなかったエダ、ロットンの出番が多くかったので、彼らのファンにおすすめ。あとソーヤーが普通の女の子のようでかわいかった。趣味はあれすぎるけれども。
ロットンの正体がついに、と思わせて結局謎のまま。・・・ロットン謎過ぎる。まぁ、漫画で明らかになってないものをここで暴露しちゃいかん
よな。
原作の世界観を壊すことなく、各キャラクターの魅力が発揮されてい面白かったです。ぜひともまた出してほしいです。